confinement

マレーシアの田舎町に住んでいると、初めての出産を実家から遠く離れて経験すること自体いろいろ不安がありますが、産褥期(confinement) についても考えなくてはいけません。

日本では、実家のお母さんや旦那さんのお母さんに1-2週間来てもらって家事を手伝ってもらう人、もしくは里帰り出産をする人が多いと思います。そうでない人のために自治体によっては産後ケアサービスを提供しているところもあるらしいです。

私の場合、マレーシアにそんなサービスはありませんから、同じボルネオに住む夫の母親もしくは伯母さんが手伝いに来るという案がありました。しかし義母に来てもらうというのは、私の方から断りました。何回か出産や産後のことについて話しましたが、やはり文化の違いは大きく、「えっ、そんなこと日本や欧米ではしないよ。」というような中国系家庭の古い慣習が多いのです。多少のことなら私も従うと思うのですが、妊婦が産後必ず食べる食事が基本的に肉中心(私は普段ほとんど肉を食べません)だったり、赤ちゃんの世話の仕方もやたらと神経質だったりして、世話をされる方がかえって疲れそうだと感じだからです。下手をすると、産後1カ月はシャワー禁止と言われそうな勢いです。それは絶対に勘弁。

シンガポールに住んでいる韓国人の友人が最近出産したので、彼女はどうしたか聞いてみると、「confinement lady」といって産後のお世話を専門にしているお手伝いさんを雇うことができるそうです。マレーシアにもおそらくそういうサービスはあるのだと思いますが、夫いわくかなりのお値段。しかし、運よく、confinement専門ではないお手伝いさんに週に数回来てもらうことができそうになりました。以前は夫のオフィスで清掃員をしていた女性で、旦那さんの健康上の都合で今はやめてしまっていますが我が家の近所に住んでいます。英語もそれなりにできるし、運転もできます。

まさか自分がお手伝いさんを雇うことになるとは・・・という感じですが、海外で出産となると、これも仕方ないことですね。

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