出産 (39週1日)

少し日が経ってのポストになってしまいましたが、10月28日午前8時3分、無事出産しました。身長53cm、体重3.1kgの元気な男の子です。

簡単に出産までの経過を書くことにします。

10/27

朝から何となく下腹部に違和感。もしかしてと思うけれど、痛みと言えるものではなかったので陣痛かどうかわからない。ただ、「おしるし」らしきものが出たので、数日中かなとは思いました。おしるしも、ハッキリとしたものではなく、おりものに若干茶色っぽい色が付いた程度でした。

午後になってもあまり変化なし。鈍い不快感が10-15分おきと頻繁にある。最初は30分間隔くらいからだんだん短くなると聞いていたのに、最初から短い間隔なので、これは本物の陣痛ではないのではないかと思い、あまり真剣に考えなかった。

気疲れもあったので夜10時頃早めにベッドに横になる。このころになってようやく、痛みが少しはっきりしてきた。11時頃に夫が間隔と持続時間を測ると、持続は30秒前後と短いものの、ほぼ毎回8分間隔になっていたので、11時半過ぎに病院へ向かう。

10/28

12時頃、病院でチェックしたところでは、まだ規則的ではなく夜の間に大きく動くことはなさそうだから、一度帰宅して朝まで様子を見てもいいかもしれないと言われたが、電話で連絡を受けた先生が入院を決定。へその緒が巻きついていることもあり、大事を取ったのかもしれない。個室に入りました。

2時過ぎまで夫が一緒にいましたが、この時点で夫婦ともに疲弊する意味はないので、とりあえず夫を家に帰しました。その後は、頻繁に襲ってくる痛みに一人で悶々と耐えました。うめかずにはいられないし、ベッドで横になっているよりもトイレに座っていたほうが楽だったりもしたので、個室で本当によかったです。陣痛の間には、結構ウトウトできたので意外とすぐに朝が来ました。

朝6時過ぎ、先生が診察。モニターをつけられ、赤ちゃんの心音をチェック。元気です。子宮口が3-4cmに開いていて順調だと言われました。痛みがかなり激しかったので笑気ガスを渡され、痛みの度に吸いなさいと言われましたが、最後まであまり効果はなかったように思います。まだ産まれないということで先生は家に帰ってしまいました。(日曜だったので教会に行ったらしい。)しかし、その30分後位にベテランの看護婦さんが見たところ、既に6cmまで開いていて、慌てて先生を呼ぶことになります。朝7時頃に夫が来た時には、私はひどい陣痛と戦っていて、ろくに話もできませんでした。笑気ガスは全く意味がなく、痛みは激しさを増すばかり。これがいつまで続くのか…と思うとちょっと泣きそうになりました。「先生が来るまでイキまないで! あと少し我慢して! 息吸って吐いて」と繰り返し言われましたが、それは無理な話。息を吸って吐いても、いきんでしまう。ようやく先生が現れたころには、もう頭がすぐそこまで来ていたようで「これは速い。あと1-2回、押せば出てくるね」とのん気なお言葉。

あと1-2回では出てきませんでしたが、数回のプッシュで出てきました。

8:03

ド近眼の私には何も見えませんでしたが、出てきた瞬間のぬるっとした感覚、私の足もとで泣き声が聞こえた瞬間、泣き叫びながら手足を動かしているのが足もとで感じられたことなど、やはり感動しました。

やはりへその緒は2回巻きついていたようですが、長さが十分だったとのことです。

その後、胎盤が出てきて、会陰切開の箇所をかなりの勢いで縫われ、私の出産は終わりました。陣痛が本格的になってからの展開が速く子宮口が4cmになってからは2時間ほどの出来事でした。比較的短い出産でしたが、陣痛は耐え難いもので、これ以上長かったら本当に泣いていたかも。さっさと出てきてくれてありがとう… それから、先生の相変わらずのん気(冷静?)な様子が印象的でした。8か月間、どうもお世話になりました。

産後の経過については別のポストで書こうと思います。

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