コロナ危機的状況での学校生活

現在コロナ感染が危機的状況にある我がサラワク州。昨日は一日の感染確認が555人。今日は少し落ち着きましたが、今後すぐに劇的に減ることはないでしょう。うちの町はその中でも、直近2週間の感染者数がダントツ1位で約900人の感染が確認されました。昨日今日は連日で感染確認が100人超。正式な人口は知りませんが多分人口30万人未満で1日100人超は、かなりの率。

今週から再開された小学校。町のコロナがこんな状況なので、当然欠席者多数。(宿題はメール連絡が来る)

小3の長男のクラスは35人中、毎日の出席者は平均7人。

小1の次男のクラスは37人中、平均11人。

小1は学校に行かないと勉強のやり方がわからないということもあって、多少出席率が高いと思われます。

長男いわく、小3の他のクラスでは出席者が3-4人しかいないクラスもあったとのこと。ほぼプライベートレッスンだね。

これだけ少人数だと、親としては安心して送り出せるという皮肉。先生も「これくらいなら統制がとれて良い」と言っていたそうです。

コロナだと普段通りの学校生活が送れなくて不憫だと思うこともありますが、うちの兄弟はあまりネガティブな感じはない。

長男の場合、コロナ前は早目に登校して校庭でお友達と遊んだりするのが楽しかったみたいです。それが許されない今、登校してから始業までの時間、何をしているのかというと…

書道?(笑)

これ、学校で習っていることではないです。去年の担任が何かのご褒美に練習帳をくれた時に、墨汁と硯は流石にめんどくさくてやらせたくなかったので筆ペンを買ってあげたら、喜んで勝手にやっているみたいで、朝も一人でクラスで精神統一しているのか?渋すぎる。見てください、精力が全くないこの「精」の字を。ある意味、味があります。

シャイな性格なので、ひたすら書道して殻にこもっているのではないかという心配もあったのですが、そういうわけでもないようです。

クラスに7人しかいませんから、今まであまりしゃべったことのなかったお友達と喋る機会が増えて仲良くなったらしいです。「なんでそんなに日焼けしているの?」と聞かれ、「毎日テニスしているから」と答えたら、「すげー、スーパーマンみたいになるんじゃない?」みたいな会話だそうです。あとは、「ウルトラマンは実在するか」みたいな。女子の一人が日本に旅行に行った際に、「ウルトラマンショー」を見て、ウルトラマンは実在すると本気で信じているそうです。小3、まだまだ可愛い。7人で和気藹々過ごしているようです。

小1の次男は、入学時は既にコロナ禍だったのでコロナ以前との比較はできません。幼稚園で同じクラスだったお友達が今も斜め前の席に座っているらしく、その子とお喋りしたりしているうちに、他の子とも仲良くなってきたようです。

とにかく少人数なので、きちんと勉強を見てもらえるというのは良いです。ずっとこんな少人数だったら、毎日きちんと通わせる甲斐あるな。

とは、思うんですが、何せ連日100人感染なので、いつ休校になってもおかしくない状況です。来週はいかに?!

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