読書の一年

コロナのための休校で、うるさい男子2人が24時間在宅の毎日。

自分のための読書はほぼできていないのですが、子供たちの学校の課題である読書ノートを手伝うため、私もかなりの冊数を読んでいます。児童書ですが!

英語、マレー語、中国語それぞれの本をたくさん読まなければならず、我が家の場合、英語は簡単な本を見つけてあげれば本人たちで読めるのでほぼ放置でオッケー。小3長男は最近はGeronimo Stiltonシリーズという冒険ものにはまっています。男の子は冒険もの好きですな。マレー語は私の手に負えないので夫担当。私は中国語の読書の手伝い。

中国語の本をオンラインライブラリーで漁り、長男(小3)と次男(小1)の中国語レベルにあった本を何冊か選んでおかなければいけません。そして、本人たちと一緒に読む。長男の場合、わからない単語はあっても話の筋は大体理解できるようです。ただ、読書ノートの「要旨」の欄に、話の最初から最後まで書こうとする癖があるので、私が話をきちんと理解していないと要約の手伝いができません。でも彼も最近は少し要約ができるようになってきましたね。次男はまだまだ自分では中国語は読めないので赤ちゃんレベルの絵本ですが、頑張っているので少しずつ読めるようになるでしょう。

この読書の手伝いで、思いがけずに読んでいるのが日本の作家さんの絵本を中国語訳したもの。かなり多いです!

まず、マレーシアには作家がいないのか?と思うほどマレーシア独自の児童書は見当たらない。多分マレー語ならあるんだと思います。あと、特定の言語に限らず、購入できる本のラインナップがとにかく貧弱。オンラインショッピングしようとしても、外国からの発送とか多いですねー。

中国語だから中国の作家さんが多いのでは?とも思うのですが、意外に見当たらないです。というか、「うちの息子たちが読めるレベルの魅力的な児童書があまりない」だけで、例えば西遊記とか三国志とかのレベルの本ならたくさんあるはず。ただ、中国語を覚え始めたばかりの児童向けの本は本当に少ない。物語の本もあまりないんですが、幼児が言葉を覚えるためにただただいろいろな野菜の名前だった、動物の名前だったり、色の名前だったりを繰り返したりする本とか、数え歌みたいな初歩の本がないですねー。あと、単純に「あなたのことがみんな大好きよ」みたいな本とか「お友達っていいね」みたいな本も見当たらない。中国では絵本の文化があまりないのかな?と思ったりしています。

ということで、中国語以外の本を中国語訳した本を読んでみては、こんなにいい絵本もあったのか!?と感激しています。

なんとなく知っている作家さんの作品でも私は読んだことのないものばかりです。

小さいお子さんのための絵本を探しているかたにお勧めの本を書いておきます。(あくまで中国語訳を読んだ感想に基づきます)

なかえよしを 作 【想吃苹果的鼠小弟】原題「りんごがたべたいねずみくん」

五味太郎 作  【鳄鱼怕怕牙医怕怕】 原題「わにさんどきっ はいしゃさんどきっ」

いとうひろし 作 【首先有一个苹果】原題「はじめはりんごのみがいっこ」

いとうひろし 作 【没关系没关系】原題「だいじょうぶだいじょうぶ」← これは小学生向けかもしれません。涙腺崩壊するおそれ。

日本は絵本の宝庫だと感激の毎日です。

外国の作家さんでも、先日逝去されたエリック・カールさんを筆頭に、様々な本が中国語訳されていて、楽しく読ませてもらっています。先ほどチラッと読んでみて気づいたのが、バーバパパのシリーズもなかなか良し。おススメです。

次男の読書ノート

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