マレーシアの免許更新

マレーシアの運転免許証は失効の2か月前から更新を申請できます。

私は5年前にアメリカの免許証からマレーシアの免許証に書き換えしたので、今年で更新しなければいけません。

しかし、このコロナ!コロナ拡大でマレーシアは全国的にロックダウン中です。ロックダウンって言ったって公共サービスは普段通りでしょ?と思うじゃないですか。甘い!公共サービスも受け付けてくれないもの多し。うちは今年に入ってから犬を飼い始めたので、その登録をしなければならないのですが、窓口閉まっていて、登録できません。さすがに出生届とかの重大な手続きは受け付けてくれるとは思いますけどね。

道路交通局(JPJ)も今年に入ってから休業したり再開したりしていて、再開しても全てのサービスが受けられるわけではないらしく、うちの町のJPJの前には数週間前に抗議の人たちが集結して職員に詰め寄っていたそうです。

免許や道路税の更新なども緊急性がないとみなさられるらしく、人によっては却下されるらしい。この「人によっては」っていうのが途上国スタンダードですよね。

まぁ、ロックダウン中に免許が失効しても、有効な車両保険の証明書を携行して運転していれば違反にならないというお達しはきました。でも、やっぱりこれも「人によっては」違反とみなされちゃったりされたりすると困るのでなるべく早く免許は更新したかった。

私は運よくJPJの予約が取れて、今日行って参りました。(コロナで完全予約制になりました)

マレーシアの免許更新は初めてです。

身分証(パスポート)と現在の免許証を提出するのみ。私の場合、5年前とパスポート番号が違うので、その変更届(新旧のパスポートとビザのコピーを添付)の記入が前もって必要でしたが、適性検査とか視力検査とか、一切なし!これでいいのか、マレーシア?

夫いわく、パスポートの変更など特別な事情がない場合、本人が行かなくても更新できたはず。これは要確認です。

聞かれたのは「写真を持ってきたか?」と「免許は何年欲しいか」という2点のみ。

写真は持っていませんでした。「問い合わせの時に写真を持参と言われなかった」と答えたら、「じゃ、いいです」といって、5年前の写真で新しい免許証を作ってくれました。雑だなー。

「免許は何年?」というのは、最長5年まで選べるらしいです。初めて知りました。1年ずつ60リンギットなので、金銭的に余裕がない人はとりあえず1年ずつ更新するんでしょうかね。私は「10年とかできないのか」と聞いてみましたけど、「5年まで」と苦笑されました。

支払いはデビットカードのみ。コロナで現金は受け付けなくなった公共サービスが多いです。

30分くらいで新しい免許証をゲットです。これは田舎町ならではのスピード感。クアラルンプールとかの大都市だとそもそも予約が取れないらしいです。免許証ではないですが、配偶者ビザの更新で移民局の予約(こちらもコロナで完全予約制になりました)が数ヶ月取れずビザは失効(コロナの例外措置でビザ失効していても不法移民とみなされない)、ようやくとれた予約当日も朝一番から夕方までひたすら移民局の中で待たされたという友人がおりました。食事のために外に出るのも許されなかったらしいです。なんでだろう。私のビザも最近更新でしたが、この田舎町の移民局だとあっさり予約が取れ、平日午前中に提出し、その日は帰宅、2日後に受領できました。

ちなみに、マレーシアの免許証は「マニュアル車」と「オートマ車」の区別はないっぽいです。少なくとも免許証にその記載はないし、夫もそういう区別はないと言っていました(真偽のほどは定かではない)。私のアメリカの免許は「オートマ」の免許だったんですけど、マレーシアの免許にそういう区別がないなら、いつか夫にマニュアルの運転教えてもらおうかな―とも思っています。ボルネオ島は道路が整備されていない場所も多く、マニュアルの大型車が乗れないと不便なときも結構あるのです。ま、もう少しコロナと育児が落ち着いたらですね。

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