サラワク州の学校再開

2022年1月10日、約10ヶ月ぶりの登校です。

我が家は年末に引越したので、子供たちは新しい小学校に初めての登校でもありました。

思ったより緊張してなさそうな様子で、送っていく親としても精神的な負担ではありませんでした。兄弟一緒っていうのは少なからず心強いと思う。あとは、新しい友達出来るかな、とか、誰も一緒に遊んでくれなかったらいやだな、とかいう心配が日本の小学校より少ない気もします。

何故なら、遊ぶ時間がないから!

こちらの公立校は、日本の小学校みたいに、時限の間の10分休みがないです。ぶっ続けです。あるのは、20分の軽食休憩のみ。7:00-10:10授業、10:10-10:30軽食、10:30-12:00授業という感じです。コロナ前は、仲良いお友達同士で軽食を食べて、余った時間は自由時間で遊べたのですが、コロナ禍のニューノーマルでは、自分の席で前を見て静かに軽食、食べ終わっても着席して待機なので、お友達とか関係ないですね。禅の世界みたい。なので、悪く言えば寂しいですが、反面、よくある転校生いじめの心配は皆無。

毎日淡々と出かけて淡々と帰ってきます。

それでも何人かとは会話があったようで、それなりに楽しんでいるようです。今日はお迎えの時に、あの人見知り長男(9歳)がお友達にバイバイと手を振っていましたよ!母ちゃん、嬉しかった!

長男は得意の算数で早速存在感を発揮し、クラス各5名ずつの算数コンテストメンバーに選抜されたそうです。

次男7歳はとにかくデカくて色黒なので、ただいるだけで目立つんですねー。いいことだ!クラスで一番背が高いらしいです。なぜか1年生は教室に入る時に靴を脱ぐんだそうで、みんな黒い靴なので履くときに混乱が生じるのに、次男(大きめの23センチを履いている)の靴だけは誰も間違えないそうです。今日はマレー語のクラスでご褒美の飴をもらってきました。良くできた子だけもらえたんだそうです。

ということで、新生活まずまずの出だし。

しかし、母ちゃんは苦戦中です。

まずは毎日の送迎。日本のように子供たちだけで徒歩で登校ということはマレーシア都市部ではほとんどありません(学校の隣に住んでいるとか以外は)。基本は親が車で送迎します。これが本当に面倒なんです。転校前の学校でもそれはやってきたんですけど、約1年もコロナ休校だったので、また一からのスタートみたいな感じで、再度慣れるまで少し時間が必要。

あとは、持参させる軽食の準備。別にいいんですよ、毎日弁当用意したって。日本のお母さんたちだってそれはやっている。だけど、こっちは軽食持たせても、昼には帰ってきてしまうので、昼ごはんも用意しなければならない。朝昼夕の3食(家族5人分)と軽食のお弁当(子供たち3人分)の計4食を毎日用意。準備時間もかかるし、買い物の量がとにかく半端ない。まだイマイチ感覚がつかめないので、材料が足りなくて毎日スーパーに出かけなくてはならない日々。そして慣れないスーパーでの買い物も時間がかかる。これも感覚がつかめるまで時間がかかりそう。

そしてとどめは末娘(2歳)の幼稚園のお迎えが早い!8時に登園して11:15にお迎えですってよ。あっという間すぎ。今までの幼稚園はお迎え12時15分まででした。今の幼稚園も11:30くらいまでは待ってくれるらしいので、11:30に迎えに行っていますけど、とにかく午前中全然のんびりできないままお迎えの時間到来となります。

小学校のお迎えから12時半過ぎに帰宅、シャワー、昼食後、13:30頃から宿題が大体15時頃までかかり、そのまま休みなしでテニスに出かけます。テニスから帰宅するのが19時頃。夕食、シャワー、で、寝る!

そんな毎日です。

子供たちも私も少しずつ慣れるかなと思うのですが、オミクロン株が拡大したら、また休校ってのもあり得る。早く落ち着きたいですね。

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