近所迷惑で市役所に苦情

2024年あけましておめでとうございます。

日本は新年早々、能登地震とそれに関連した羽田空港の衝突事故。心が痛みます。

お正月というものがないマレーシアは、今年も1月2日から通常運転です。

日本の惨事とは比べものになりませんが、我が家も元旦早々ちょっとしたトラブルがありました。

元旦からテニスの朝練があり、午前11時頃に帰宅した時のことです。家の中に入ったら、異常に煙臭い!!もしや?と思い裏口に直行すると、やはり!我が家の裏の家が裏口の目の前でモクモクと落ち葉焚きをしている!

この時点で、私は「落ち葉焚き」という行為が合法か違法かを知らなかったので、そのこと自体に文句を言うつもりはなかったのですが、問題は洗濯物。どこからどう見ても我が家の洗濯物が干してあるのに、朝から目の前でモクモク燃やす神経が理解できない。

実はこれ、初めてのことじゃない。過去に何度もやられていて、こちらが洗濯物を干し終えた瞬間に裏の爺さんが燃やして始めた時には、さすがにその場に立ち尽くし、しばらくガンつけてたら、気づいて、消火してましたけど、そんな事は一度きりです。私が見ていない時に燃やし始め、時すでに遅しとなってから洗濯物を引き上げ、全部洗い直しと言うのが通常です。

一言言ってくれればいいんですよ。そしたら、こっちだって洗濯物全部表に干し直すくらいやってもいいです。だけど、洗濯物干してあるのに何も言わずに燃やすのは本当に頭にきますね!

今年はさらに、落ち葉焚きが単なる落ち葉焚きじゃなかったのも、我が家の怒りを倍増させました。枝とか草とかと一緒に洗剤の空き容器とか、ペットボトルとか壊れたハンガーとか燃やしてて、化学物質が燃えた煙が我が家の中にまで充満して、私はすぐに頭痛と咳が始まりました。

今回は元旦だったため夫も現場を目撃。向こうが燃やしてる目の前で、うちの裏に放水をしたりして牽制をかけたのですが、今回はいつもの爺さんじゃなく、息子なのか仕事関係の人なのか、若めで少しオラオラした感じの男性が次から次へとガラクタを火に追加しており、やめる気配がない。

結局化学物質の煙は午前中いっぱい続き、我が家に充満した匂いは次の日も取れませんでした。

初めてのことではないし、今回目の前で牽制かけてもやめなかったので、これは手に負えないなと言うことで、即時、夫が市役所(City Council of Kuching South; MBKS)に苦情を送りました。

公務員の夫は環境関係が主な業務なので、こういうことに関しては詳しく、落ち葉焚きは基本的違法だと知っていたので、「近所迷惑」ということだけでなく「違法行為」だとして堂々と苦情を書いたそうです。

そして1月4日、市役所の方が訪ねてきました。その時は燃やしていなかったのですが、元旦の燃え残り残骸がそのまま残っていたので、その写真を撮って、どこの家の人が燃やしたのか確認されました。「あちちに直接行って説明します。どうもありがとうございました。」と言って去っていきました。

そして翌朝、報告メールが届きました。

「現場検証を行い、犯人に警告を出しました。犯人は7日以内に警告に従い現場を清掃する義務があります。速やかに従わない場合には更なる措置が取られます。」という内容のものでした。

「犯人」という強い言葉を使用していたことに驚きましたが、単なる「迷惑行為」ではなく、「犯罪行為」であるという証なのだと感じました。

本日1月6日、ようやく燃え残りの中の一般ゴミは除去し始めた模様ですが、木の枝などは全部山積みになったまま。あと数日で除去するのか要観察です。

今回の件で、市役所が真剣に対応してくれることがわかったので、もし今後も勝手に燃やすようなことがあれば、動画を撮って市役所に報告するつもりです。

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